VWM GUIDE
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VWM ガイド
はじめに

VWMでできること

このガイドは、パソコンが苦手な方でも最初から最後まで迷わないように、1つずつ順番に説明しています。

VWMのアイコン

VWM(VRC Window Minimizer)ってなに?

VRChatをVRで遊ぶとき、パソコンの画面に残っているVRChatのウィンドウを、自動で小さくしてくれるWindows用のお助けアプリです。VRをやめたら、自動で元の大きさに戻します。

VR中はウィンドウを自動で極小化ヘッドセットを被った時だけ動くのぞき見防止のオーバーレイWindows起動時に自動で待機

こんな悩みを解決します

  • VRで遊んでいる間も、パソコンのモニターに同じ映像が映り続けて、パソコンの負荷になる。
  • SteamVRを起動するたびに、手動でウィンドウを小さくするのが面倒。
  • VRを終えたあと、ウィンドウを元に戻すのを忘れてしまう。
  • VRで遊んでいる間、モニターの画面を家族や友人に見られたくない。

VWMでできる5つのこと

🪟 VR中は自動で極小化SteamVRで遊び始めると、選んだアプリのウィンドウを小さな枠にします。
🥽 ヘッドセットを被ったときだけ動くSteamVRを起動しただけでは動きません。ヘッドセットの装着を確かめてから小さくします(設定で切り替えできます)。
↩ 終了したら自動で元に戻すSteamVRを終了すると、ウィンドウを元の大きさに戻します。
🙈 のぞき見防止オーバーレイVR中は、ウィンドウの上に好きな画像や動画を重ねて表示して、画面を隠せます。
🔔 トレイに常駐ウィンドウを閉じても、画面右下のトレイで待機します。Windowsの起動時に、自動で待機を始めることもできます。
🌐 日本語 / English画面右上のボタンで、表示の言語を切り替えられます。
⚠ VWMは非公式ツールです

VWMは有志が作ったファンメイドのツールで、VRChat Inc.やValve(SteamVR)とは関係がありません。自己責任でご利用ください。

このガイドの読み方

  • 左のメニュー(スマホは右上の ☰ ボタン)から、読みたいページを選びます。
  • 初めての方は 「はじめに」→「インストール」→「画面の見方」 の順に読めば、すぐ使い始められます。
  • 各ページの下にある「次へ」ボタンで、順番どおりに読み進められます。
  • 画像をクリックすると大きく表示されます。赤い丸の数字は、画面の中の場所を示しています。
  • 左上の検索ボックスに言葉(例:「オーバーレイ」「自動起動」)を入れると、関係するページだけが表示されます。
はじめに

始める前に確認すること

インストールの前に、次のことを確かめておきましょう。

動作環境

パソコン(OS)Windows 10 または 11。MacやQuest単体では使えません。
追加で入れるソフトありません。VWMは、Windowsに最初から入っている部品(.NET Framework)で動きます。
VRChatパソコン版のVRChat(VRChat.exe)。
SteamVR自動で動かすには、SteamVRでVRを遊ぶ環境が必要です。SteamVRがなくても、手動で操作することはできます(手動で操作する)。
インターネットVWMの動作には使いません(ネットにつながなくても動きます)。
💡 ヘッドセットの装着を調べる仕組み

ヘッドセットの装着(近接センサー)の確認には、SteamVRに入っている部品(openvr_api.dll)を使います。見つからない環境では、プロセスの有無(SteamVRが動いているか)だけで判断します。くわしくは 自動で動くしくみ を見てください。

チェックリスト

全部「はい」なら準備OKです。

  • ☐ Windows 10 / 11 を使っている
  • ☐ パソコン版のVRChatを遊んでいる
  • ☐ VWMのファイルを、BOOTHからダウンロードした
はじめに

用語かんたん解説

このガイドに出てくる言葉を、やさしく説明します。分からない言葉が出たら、ここに戻ってきてください。

極小化(きょくしょうか)ウィンドウを、とても小さくすることです。VWMは、初期設定で160×90ピクセルの小さな枠にします。
SteamVRVRヘッドセットとパソコンをつなぐ、Steamのソフトです。VRChatをVRで遊ぶときに使います。
HMD(エイチエムディー)VRのヘッドセットのことです。「ヘッド マウント ディスプレイ」の略です。
ターゲット(対象アプリ)VWMが小さくする相手のアプリです。初期設定はVRChatです。ほかのアプリも追加できます。
AUTO(オート)/ MANUAL(マニュアル)AUTOは、VWMが自動で小さくしたり戻したりするモードです。MANUALは、自分でボタンを押したときだけ動くモードです。
オーバーレイほかのウィンドウの上に重ねて表示する、別のウィンドウのことです。VWMでは、画像や動画で画面を隠すために使います。
タスクトレイ(通知領域)画面の右下、時計の近くにある小さなアイコンが並ぶ場所です。VWMは、ウィンドウを閉じてもここで待機します。
ホットキーキーボードの組み合わせで操作する、ショートカットです。VWMは、Ctrl + Shift + F12 でオーバーレイを切り替えられます。
settings.iniVWMの設定が書かれた小さなファイルです。「設定を保存」を押すと、ここに記録されます。
インストール

インストールのしかた

VWMは、インストーラーで入れます。日本語の画面に沿って、「次へ」を押していくだけです。

手順

  1. BOOTHからファイルをダウンロードする

    VWMのBOOTHのページ(https://nyaohtech.booth.pm/items/8304323)から、ファイルをダウンロードします。

    💡 zipファイルで届いたとき

    ファイルの名前が .zip で終わるときは、右クリック →「すべて展開」で、先に中身を取り出してください。

  2. インストーラーを起動する

    ダウンロードした(展開した)ファイルのうち、インストーラーをダブルクリックします。

    ⚠ 「WindowsによってPCが保護されました」と出たとき

    知らない作者のアプリだと、Windowsが念のため確認を出すことがあります。ダウンロード元が上のBOOTHのページであることを確かめたうえで、「詳細情報」→「実行」を押してください。

  3. ウィザードの案内に沿って「次へ」を押す

    日本語のウィザード(案内の画面)が出ます。基本的に、そのまま「次へ」で進めて大丈夫です。

    • インストール先は、通常 C:\Users\(あなたのユーザー名)\AppData\Local\Programs\VRC Window Minimizer です(ご自分のユーザー用のインストールです)。
    • 途中で選べる項目(デスクトップにアイコンを作るかどうか、など)が出たときは、好みで選んでください。画面の内容は、バージョンによって少し違うことがあります。
  4. 「インストール」を押して、終わるのを待つ

    数秒で終わります。

  5. 「完了」を押す

    最後の画面でVWMの起動を選んでいれば、そのまま起動します。起動したら 初回起動と画面の構成 へ進みましょう。

インストール後、VWMはどこにある?

VWMのアイコン

これがVWMのアイコンです。スタートメニュー、デスクトップアイコン(作った場合)、画面右下のタスクトレイに、このマークが表示されます。

  • スタートメニューの「すべてのアプリ」の中に 「VRC Window Minimizer」 があります。
  • 設定ファイル(settings.ini)とログ(error.log)は、インストール先のフォルダの中にできます(設定ファイルとログの場所)。
インストール

初回起動と画面の構成

VWMを初めて起動したときの画面と、その見方です。

起動するとこうなります

  • VWMのウィンドウが表示されます。上に 4つのタブ(ステータス / アプリ選択 / のぞき見防止 / 設定)があります。
  • 画面右下のタスクトレイに、VWMのアイコンも表示されます。
  • この時点で、VRChatとSteamVRの監視が自動で始まっています。特別な操作は要りません。
VWMの起動直後の画面(ステータスタブ) 1 2 3
  • 1タイトルとバージョン(v2.0)。
  • 2言語の切り替えボタン(EN / JP)。
  • 34つのタブ。クリックして画面を切り替えます。
起動直後は「ステータス」タブが開きます。

おすすめの初期設定

とくに困らなければ、初期設定のままで使えます。よく使う方は、次の1つだけ変えておくと便利です。

  1. 「設定」タブを開く
  2. 一番下の「Windows起動時に自動起動」をONにする
  3. 「設定を保存」を押す

    次回からは、パソコンを起動するだけで、VWMがトレイで待機します(Windows起動時の自動起動)。

💡 ウィンドウの言語

右上の EN ボタンを押すと、表示が英語に切り替わります(もう一度押すと、日本語に戻ります)。

画面の見方

「ステータス」タブ

VWMがいま何を見ていて、どんな状態かが分かる画面です。起動すると最初に開きます。

ステータスタブの画面 1 2 3 4 5 6 7 8
  • 1SteamVRの状態(緑 = 起動中)。
  • 2ヘッドセット(HMD)の状態。
  • 3小さくする対象のアプリ(初期設定はVRChat)。
  • 4いまのモード(AUTO または MANUAL)。
  • 5「全て極小化」ボタン。
  • 6「全て復元」ボタン。
  • 7「オーバーレイ表示」ボタン。
  • 8アクティビティログ(動作の記録)。
SteamVRが動いていて、ヘッドセットを被っていない(スタンバイ)状態の例です。

状態の表示

SteamVR起動中(緑)… SteamVRが動いています。
未検出… SteamVRが動いていません。
HMDアクティブ (装着中)… ヘッドセットを被っています。
スタンバイ… ヘッドセットを被っていない待機状態です。
対象VWMが小さくする対象のアプリです。「アプリ選択」タブで増やせます。
モードAUTO(緑)… 自動で小さくしたり戻したりします。
MANUAL(橙)… 自動を止めて、手動のボタンだけで動かします。手動で操作する

「手動操作」のボタン

全て極小化対象アプリのウィンドウを、すぐに小さくします。
全て復元小さくしたウィンドウを、すぐに元の大きさに戻します。
オーバーレイ表示のぞき見防止のオーバーレイを、すぐに表示します。表示中は「オーバーレイ非表示」に変わります。のぞき見防止オーバーレイ
自動に戻す手動操作をしてMANUALになったときに出るボタンです。押すと、AUTOモードに戻ります。
💡 手動操作をすると、MANUALになります

「全て極小化」や「全て復元」を押すと、自動の制御はいったん止まります(モードが MANUAL(自動停止中) に変わります)。AUTOに戻したいときは、「自動に戻す」を押してください。

アクティビティログ

VWMが何をしたかが、時刻つきで並びます。「ちゃんと動いているかな?」と思ったときに見てください。

自動極小化対象アプリを自動で小さくしました。
自動復元対象アプリを元に戻しました。
手動極小化 / 手動復元ボタンで、手動で小さくした / 戻しました。
モード: AUTO / MANUALモードが切り替わりました。
対象アプリ終了 → AUTO復帰MANUALのあと、対象アプリが終了したため、AUTOに戻りました。
対象アプリが見つかりません。対象のアプリが起動していません(VRChatを起動していないときなど)。
画面の見方

「アプリ選択」タブ

VWMが小さくする相手のアプリを選ぶ画面です。VRChat以外も追加できます。

アプリ選択タブの画面 1 2 3 4 5 6
  • 1説明文。「VR使用時に自動で極小化するアプリを選択してください。」
  • 2いま動いているアプリの一覧。チェックを入れたアプリが対象になります。
  • 3「一覧を更新」… 一覧を最新にします。
  • 4「選択を保存」… チェックの内容を保存します。
  • 5「プロセス名で追加」の入力欄。
  • 6「+」ボタン。入力した名前のアプリを追加します。
一覧の内容は、パソコンで動いているアプリによって変わります(画像のアプリ名は例です)。

対象アプリを増やすには

  1. 対象にしたいアプリを起動する

    たとえば、VR中に邪魔になるアプリを先に起動しておきます。

  2. 「一覧を更新」を押す

    動いているアプリが、「プロセス名 - ウィンドウのタイトル」の形で一覧に出ます。

  3. 小さくしたいアプリにチェックを入れる
  4. 「選択を保存」を押す

    「対象アプリを保存しました。」と出れば完了です。

💡 一覧にないアプリは「プロセス名で追加」

アプリが動いていないときは、一覧に出ません。その場合は、右下の入力欄にアプリのプロセス名(例:obs64)を入れて、「+」を押してください。追加したあとは、「選択を保存」も忘れずに押します。

⚠ 一覧の内容について

一覧には、ウィンドウのタイトル(ブラウザで開いているページの名前など)も表示されます。画面を人に見せたり、スクリーンショットを共有したりするときは、写り込みに気をつけてください。

画面の見方

「のぞき見防止」タブ

VR中、モニターの画面を人に見られないように、画像や動画で隠すための設定です。

のぞき見防止タブの画面 1 2 3 4 5 6 7 8
  • 1説明。録画(OBSなど)には影響しません。
  • 2「オーバーレイ有効 (VR時自動)」のON / OFF。
  • 3「参照...」… 表示する画像や動画を選びます。
  • 4不透明度のスライダー(初期設定は100%)。
  • 5「ウィンドウに合わせて拡大」のON / OFF。
  • 6「オーバーレイプレビュー」… いま試しに表示します。
  • 7「オーバーレイ非表示」… 表示を消します。
  • 8「オーバーレイ設定を保存」。
初期設定では、オーバーレイは OFF です。

各項目の説明

オーバーレイ有効 (VR時自動)ONにすると、VR中に、対象アプリのウィンドウの上へ、選んだ画像や動画が自動で重なります。初期設定は OFF。
オーバーレイ画像/動画「参照...」で選びます。選べるファイルは、画像(png / jpg / jpeg / bmp / gif)と動画(mp4 / avi / wmv)です。選ぶ前は「(未選択)」と出ます。
不透明度オーバーレイの濃さです。100%で完全に隠れ、小さくすると透けます。初期設定は100%。
ウィンドウに合わせて拡大ONにすると、画像や動画を、対象アプリのウィンドウの大きさに合わせて引き伸ばします。初期設定は ON。
オーバーレイプレビュー対象アプリのウィンドウの上に、いま試しに表示して、見え方を確認できます。対象アプリが動いていないときは、「対象アプリのウィンドウが見つかりません。」と出ます。
オーバーレイ非表示表示中のオーバーレイを消します。
✅ 録画・配信には映りません

オーバーレイは、別のウィンドウとして表示されます。そのため、OBSの「ウィンドウキャプチャ」で録画や配信をしても、オーバーレイの下にあるアプリの画面が、そのまま映ります。

⚠ FPSについて

オーバーレイを表示しているときは、FPS(画面の滑らかさ)が少し下がることがあります。気になるときは、画像を使うか、オーバーレイをOFFにしてください。

💡 設定を変えたら「オーバーレイ設定を保存」

変更したあとは、必ず「オーバーレイ設定を保存」を押してください(押すと「オーバーレイ設定を保存しました。」と出ます)。使い方は のぞき見防止オーバーレイ のページへ。

画面の見方

「設定」タブ

小さくしたときの大きさや位置、自動で動く条件などを決める画面です。ほとんどは、初期設定のままで使えます。

設定タブの画面(上半分) 1 2 3 4 5 6 7 8
  • 1幅 / 高さ(px)。
  • 2X位置 / Y位置。
  • 3ウィンドウ枠を除去。
  • 4監視間隔(ms)。
  • 5SteamVR終了時に復元。
  • 6HMD検出必須。
  • 7起動時に自動制御を有効。
  • 8OpenVR APIの状態。
画面が縦に長いので、下にスクロールすると続きが見られます。

ウィンドウサイズ

幅 / 高さ (px)小さくしたときのウィンドウの大きさです。数字を小さくするほど、小さくなります。
初期設定:160 × 90
X / Y 位置小さくしたウィンドウを置く場所です。画面の左上が(0, 0)です。
初期設定:0, 0
ウィンドウ枠を除去ONにすると、タイトルバーや枠を取り除いて、さらに小さくできます。
初期設定:ON

動作設定

監視間隔 (ms)VRChatやSteamVRの状態を調べる間隔です(1000ms = 1秒)。小さくすると反応が早くなりますが、ほんの少し負荷が増えます。
初期設定:2000(2秒ごと)
SteamVR終了時に復元SteamVRが終わったときに、ウィンドウを自動で元に戻します。
初期設定:ON
HMD検出必須
(SteamVR起動だけでは不可)
ONのときは、ヘッドセットを被ったと確認できてから、ウィンドウを小さくします。SteamVRを起動しただけでは、小さくなりません。
初期設定:ON
起動時に自動制御を有効ONのときは、VWMの起動直後からAUTOで動きます。OFFのときは、MANUAL(手動のみ)で始まります。画面には「起動時: AUTO (自動制御)」のように表示されます。
初期設定:ON

STEAMVR / HMD の表示

「OpenVR API: …」の1行は、ヘッドセットの装着をどの方法で調べているかを表します。

HMDアクティビティレベル検出ヘッドセットの近接センサー(被っているか)まで調べられている状態です。
接続検出のみヘッドセットが接続されているかどうかだけ、分かる状態です。
未検出 (プロセス検出のみ)SteamVRの部品(openvr_api.dll)が見つからない状態です。SteamVRが動いているかどうかだけで判断します。

ヘッドセットの装着は、SteamVRの近接センサーの情報を読み取って確認しています。

設定タブの画面(下半分) 1 2 3
  • 1「Windows起動時に自動実行」の登録状況。
  • 2「Windows起動時に自動起動」のON / OFF。
  • 3「設定を保存」ボタン。
下までスクロールした画面です。右下にバージョン(v2.0.0)も表示されます。

スタートアップ

Windows起動時に自動起動ONにすると、パソコンを起動したときに、VWMが自動でトレイに待機します。くわしくは Windows起動時の自動起動。
初期設定:OFF
❗ 変更したら、必ず「設定を保存」

設定を変えたあとは、一番下の「設定を保存」を押してください(「設定を保存しました。」と出ます)。押さずに閉じると、変更は反映されません。

💡 EN / JP ボタン

ウィンドウの右上のボタンで、表示を日本語と英語に切り替えられます。

使い方

自動で動くしくみ(AUTOモード)

VWMを起動しておけば、あとは何もしなくても動きます。どんな順番で動くのかを説明します。

基本は、「VWMを起動しておく」だけです。VRChatとSteamVRを、いつもどおり使ってください。

動く順番

  1. VWMを起動しておく(モードは AUTO)

    Windowsの起動時に自動で待機させておくと、さらに楽です(Windows起動時の自動起動)。

  2. SteamVRを起動して、ヘッドセットを被る

    「ステータス」タブの表示が、SteamVR: 起動中、HMD: アクティブ (装着中) に変わります。

  3. 対象アプリ(VRChat)のウィンドウが、自動で極小化される

    ログに「自動極小化 対象アプリを自動極小化しました」と記録されます。「のぞき見防止オーバーレイ」をONにしていれば、このとき一緒に表示されます。

  4. SteamVRを終了すると、自動で元の大きさに戻る

    ログに「自動復元 対象アプリを復元しました」と記録されます(設定の「SteamVR終了時に復元」がONのとき)。

設定によって変わること

HMD検出必須 = ON
(初期設定)
SteamVRが起動しただけでは、小さくなりません。ヘッドセットを被って「装着中」と分かってから、小さくなります。ヘッドセットを外す前にSteamVRを起動しっぱなしにしても、勝手に小さくならないので安心です。
HMD検出必須 = OFFSteamVRが起動すると、すぐに小さくなります。
SteamVR終了時に復元 = OFFSteamVRを終了しても、ウィンドウは小さいままです。戻すときは「全て復元」を押します。
OpenVR APIが「未検出」ヘッドセットの装着までは調べられないため、SteamVRが動いているかどうか(プロセスの有無)で判断します。
💡 監視の間隔

VWMは、初期設定では2秒ごとに状態を調べています。そのため、ヘッドセットを被ってから小さくなるまで、少し間が空くことがあります。気になるときは、設定の「監視間隔」を小さくしてください。

使い方

手動で操作する(MANUALモード)

自動で動かしたくないときや、SteamVRを使わないときは、ボタンで操作できます。

手動の操作のしかた

  • 「ステータス」タブの 「全て極小化」 を押すと、すぐに小さくなります。
  • 「全て復元」 を押すと、すぐに元の大きさに戻ります。
  • 画面右下のトレイのアイコンを右クリックして、メニューの「全ターゲット極小化」「全ターゲット復元」からも操作できます(トレイ常駐と2回目の起動)。

ボタンを押すと、モードが MANUAL(自動停止中) に変わります。この間は、SteamVRを起動しても終了しても、自動では動きません。

AUTOに戻すには

  • ステータスタブの 「自動に戻す」 ボタンを押す。
  • または、対象アプリ(VRChat)を終了する。自動でAUTOに戻ります(ログに「対象アプリ終了 → AUTO復帰」と出ます)。

最初からMANUALで始めたいとき

「設定」タブの「起動時に自動制御を有効」をOFFにして、「設定を保存」を押します。VWMを起動したときから、手動のボタンだけで動くようになります(画面には「起動時: MANUAL (手動のみ)」と出ます)。

💡 SteamVRを使わない方へ

SteamVRがなくても、「全て極小化」「全て復元」ボタンは使えます。ただし、自動の制御は、SteamVRの動きを見ているので、SteamVRが必要です。

使い方

のぞき見防止オーバーレイ

VR中、モニターの画面を人に見られたくないときに、画像や動画で画面を隠す機能です。

使い始めるまで

  1. 「のぞき見防止」タブを開く
  2. 「参照...」で、表示したい画像や動画を選ぶ

    選べるのは、画像(png / jpg / jpeg / bmp / gif)と動画(mp4 / avi / wmv)です。

  3. 「オーバーレイ有効 (VR時自動)」を ON にする
  4. 「オーバーレイ設定を保存」を押す

    「オーバーレイ設定を保存しました。」と出れば完了です。

  5. 「オーバーレイプレビュー」で、見え方を確かめる

    対象アプリ(VRChat)のウィンドウの上に、選んだ画像や動画が重なります。確認できたら、「オーバーレイ非表示」で消します。

これで、VR中は自動でオーバーレイが表示されます。

表示を消す・切り替える

オーバーレイを右クリック表示中のオーバーレイを、右クリックすると消せます(画面にも「オーバーレイを非表示にするには右クリック」と出ます)。
ホットキーCtrl + Shift + F12 で、表示 / 非表示を切り替えられます。
トレイのメニュートレイのアイコンを右クリック →「オーバーレイ切替 (Ctrl+Shift+F12)」。
ステータスタブのボタン「オーバーレイ表示」「オーバーレイ非表示」のボタンです。
✅ 録画・配信への影響

オーバーレイは別のウィンドウなので、OBSの「ウィンドウキャプチャ」で録画・配信をしても、下のアプリの画面がそのまま映ります。

⚠ 気をつけること

オーバーレイを表示している間は、FPSが少し下がることがあります。また、隠せるのは、選んだ対象アプリのウィンドウだけです。ほかのウィンドウや、デスクトップ全体は隠れません。

使い方

トレイ常駐と2回目の起動

VWMは、ウィンドウを閉じても終わりません。画面右下のトレイで待機します。

ウィンドウの「×」を押すと?

VWMは終了せず、トレイに格納されます(「トレイに格納しました」と通知が出ます)。VRChatやSteamVRの監視は、そのまま続きます。

⚠ 完全に終了したいとき

トレイのアイコンを右クリックして、「終了」を選んでください。ウィンドウの「×」では、終了しません。

トレイのアイコンの右クリックメニュー

画面右下のアイコンが見つからないときは、「^」(隠れているインジケーターを表示する)を押してみてください。

設定を開くVWMのウィンドウを表示します。
全ターゲット極小化対象アプリを、すぐに小さくします(手動)。
全ターゲット復元対象アプリを、元の大きさに戻します(手動)。
オーバーレイ切替 (Ctrl+Shift+F12)のぞき見防止オーバーレイの表示 / 非表示を切り替えます。
終了VWMを完全に終了します。

2回起動すると?

VWMは、同時に1つしか動きません。すでに動いているときに、もう一度VWMを起動すると、新しく立ち上がらずに、いまのウィンドウが前に出てきます。トレイに格納されているときも、ウィンドウが戻ってきます。

💡 ウィンドウが見当たらないとき

トレイに入っているだけです。スタートメニューからVWMをもう一度起動すると、ウィンドウが表示されます。

使い方

Windows起動時の自動起動

パソコンを起動するだけで、VWMが待機してくれる設定です。VRを頻繁に使う方におすすめです。

オンにするには

  1. 「設定」タブを開き、一番下までスクロールする
  2. 「Windows起動時に自動起動」を ON にする
  3. 「設定を保存」を押す

    「Windows起動時に自動実行: 登録済み」という表示に変われば成功です。

💡 自動で起動したときは、ウィンドウが出ません

Windowsと一緒に起動したときは、トレイのみで待機します(「トレイで動作中」と通知が出ます)。ウィンドウを開きたいときは、トレイのアイコンを右クリック →「設定を開く」です。

オフにするには

同じ場所で、「Windows起動時に自動起動」をOFFにして、「設定を保存」を押します(表示が「未登録」に戻ります)。VWMを削除(アンインストール)する前にも、OFFにしておくと安心です。

データと安全

設定ファイルとログの場所

VWMが作るファイルは、インストール先のフォルダの中だけです。

保存場所

通常は、次のフォルダです。

C:\Users\(あなたのユーザー名)\AppData\Local\Programs\VRC Window Minimizer

VRCWindowMinimizer.exeVWM本体です。
settings.ini設定ファイルです。「設定を保存」を押すと、ここに記録されます。
error.logエラーが起きたときの記録です。問題が起きたときだけできます。お問い合わせのときに、この内容を教えてください。
app.icoアイコンです。
💡 AppDataフォルダが見つからないとき

エクスプローラーのアドレス欄に %LOCALAPPDATA%\Programs と入力して Enter を押すと、すぐに開けます。

settings.ini の項目(上級者向け)

ふつうは、VWMの画面から設定してください。直接書き換えるときは、VWMを終了してから編集します。

[General]PollingIntervalMs(監視間隔)/ StartMinimized / MinimizeToTray / StartWithWindows
[Window]MinimizedWidth・MinimizedHeight(幅・高さ)/ RemoveBorder(枠の除去)
[Behavior]RestoreOnSteamVRExit / DefaultModeAuto / RequireHmdPresent
[TargetApps]TargetProcessNames(対象アプリのプロセス名。初期設定は VRChat)
[Overlay]OverlayEnabled / OverlayMediaPath / OverlayOpacity / OverlayStretch
データと安全

VWMがやること・やらないこと

VWMは、VRChatやSteamVRの中身には触れません。Windowsの標準の機能で、ウィンドウの大きさや位置を変えるだけのツールです。

VWMは、VRChatやSteamVRの内部には干渉しません。メモリやファイルには触れないため、BAN等のリスクは限りなく低いと考えています。

✓ VWMがやること

  • VRChatやSteamVRのプロセスが動いているかを調べる。
  • ウィンドウの移動・大きさの変更・枠の除去(Windowsの標準機能)。
  • SteamVRの公式の部品(openvr_api.dll)で、ヘッドセットの装着状態を読み取る(読み取りだけ)。
  • 設定ファイルの読み書き。
  • ホットキー(Ctrl+Shift+F12)の受け付け。
  • 自動起動をONにしたとき、Windowsのスタートアップへの登録。
  • のぞき見防止のオーバーレイの表示(VWMの別ウィンドウ)。

✕ VWMがやらないこと

  • VRChatやSteamVRのメモリの読み書き・改変。
  • 他のアプリへのDLLインジェクション。
  • ネットワーク通信(インターネットを使いません)。
  • EAC(Easy Anti-Cheat)への干渉。
  • VRChat / SteamVRのファイルの改変。
⚠ 非公式ツールです

VWMは非公式のツールです。リスクが完全にゼロだと、保証することはできません。ご利用は自己責任でお願いします。

困ったとき

トラブル別の対処法

困ったことに近いものを選んで、上から順に試してください。

ウィンドウが小さくならない
  1. 「ステータス」タブで、モードが AUTO か確認します。MANUALなら、「自動に戻す」を押します。
  2. 対象に、小さくしたいアプリが入っているか確認します(「アプリ選択」タブ)。
  3. SteamVR: 起動中になっているか確認します。未検出なら、SteamVRを起動してください。
  4. 「HMD検出必須」がONのときは、ヘッドセットを被って、HMDが「アクティブ (装着中)」になる必要があります。すぐ小さくしたいときは、設定でOFFにします。
  5. まず「全て極小化」を押して、手動で小さくなるか確かめます。小さくなれば、設定や条件の問題です。
ウィンドウが元に戻らない
  1. 設定の「SteamVR終了時に復元」が ON か確認します。
  2. モードが MANUAL のときは、自動では戻りません。「全て復元」を押してください。
VWMが起動しない / 画面が出ない
  1. すでに動いている可能性があります。画面右下のトレイを確認してください(トレイ常駐と2回目の起動)。
  2. インストール先のフォルダに error.log があれば、中身を確認し、お問い合わせのときに教えてください(設定ファイルとログの場所)。
  3. それでも直らないときは、いったんアンインストールして、もう一度インストールしてください。
設定が保存されない / 元に戻る
  1. 変更したあとに、「設定を保存」(のぞき見防止タブは「オーバーレイ設定を保存」、アプリ選択タブは「選択を保存」)を押したか確認します。タブごとに、保存ボタンが別です。
  2. settings.ini が、読み取り専用になっていないか確認します。
オーバーレイが出ない
  1. 「オーバーレイ有効 (VR時自動)」が ON か、画像や動画が選ばれているか(「(未選択)」になっていないか)、「オーバーレイ設定を保存」を押したか、確認します。
  2. 「オーバーレイプレビュー」を押して、表示されるか確かめます。「対象アプリのウィンドウが見つかりません。」と出たときは、対象のアプリ(VRChat)を起動してから、もう一度試します。
  3. 自動の表示は、VR中だけです。VRをしていないときは、プレビューで確認してください。
オーバーレイが消せない
  1. オーバーレイを右クリックします。
  2. または、Ctrl + Shift + F12 を押します。
  3. トレイのアイコンを右クリック →「オーバーレイ切替」。
ホットキー(Ctrl + Shift + F12)が効かない

ほかのアプリが、同じキーの組み合わせを使っている可能性があります。そのときは、トレイのメニューや、ステータスタブのボタンで操作してください。

自動起動にしたのに、ウィンドウが出ない

故障ではありません。自動で起動したときは、トレイのみで待機します(Windows起動時の自動起動)。

困ったとき

よくある質問

BANのリスクはありますか?

VWMは、ウィンドウの大きさと位置を変えるだけで、VRChatのプロセスやメモリには触れないため、リスクは限りなく低いと考えています。ただし、非公式のツールなので、リスクが完全にゼロとは断言できません。ご利用は自己責任でお願いします(VWMがやること・やらないこと)。

SteamVRがなくても使えますか?

はい、手動で使えます。「全て極小化」「全て復元」ボタンで、操作してください。ただし、自動の制御は、SteamVRの動きを見ているので、SteamVRが必要です。

VRChat以外のアプリも小さくできますか?

できます。「アプリ選択」タブで、チェックを入れるか、プロセス名で追加してください(「アプリ選択」タブ)。

VRをやめたら、ウィンドウは元に戻りますか?

はい。SteamVRを終了すると、自動で元の大きさに戻ります(「SteamVR終了時に復元」がONのとき。初期設定はON)。

ヘッドセットを被っていないのに、小さくなりません

初期設定では、「HMD検出必須」がONなので、ヘッドセットを被るまで小さくなりません。SteamVRを起動しただけで小さくしたいときは、設定でOFFにしてください。

配信や録画に、オーバーレイは映りますか?

OBSの「ウィンドウキャプチャ」では、映りません(オーバーレイが別のウィンドウのため)。下のアプリの画面が、そのまま録画されます。

2回起動するとどうなりますか?

新しく立ち上がらず、いまのウィンドウが前に出てきます。トレイに格納されているときも、ウィンドウが戻ります。

設定はどこに保存されますか?

インストール先のフォルダの settings.ini です(設定ファイルとログの場所)。

日本語と英語を切り替えられますか?

はい。ウィンドウ右上の EN / JP のボタンで切り替えられます。

困ったとき

アップデートとアンインストール

アップデート(新しいバージョンにするとき)

  1. VWMを終了しておく

    トレイのアイコンを右クリック →「終了」。

  2. 新しいバージョンのインストーラーを実行する

    BOOTHの商品ページから、新しいファイルをダウンロードして、同じ手順でインストールします(インストールのしかた)。

💡 設定について

アップデートで、設定が初期設定に戻ることがあるかもしれません。大切な設定は、settings.ini のコピーを取っておくと安心です。更新したあと、「設定を保存」を押すと、設定が書き込まれます。

アンインストール(削除するとき)

  1. 「Windows起動時に自動起動」をOFFにする

    ONにしていた方は、先にOFFにして「設定を保存」を押します。

  2. Windowsの設定から、アンインストールする

    「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」で「VRC Window Minimizer」を選び、「アンインストール」を押します。スタートメニューの「Uninstall VRC Window Minimizer」からも、実行できます。

    動いているVWMは、アンインストールのときに自動で終了されます。

困ったとき

お問い合わせ

不具合の報告やご質問は、XのDMかDiscordで受け付けています。

連絡先

X (Twitter)https://x.com/nyaoh_tech(DM)
Discordhttps://discord.gg/83WC3AZ747

報告のときに教えてください

  • VWMのバージョン(「設定」タブを一番下までスクロールすると、v2.0.0 のように出ています)
  • Windowsのバージョン(10 / 11)
  • 起きていることの詳しい様子
  • error.log の内容(あれば)
  • 画面のスクリーンショット(あれば)
⚠ ご注意

VWMは非公式のツールです。VRChat公式・Valve・SteamVRへのお問い合わせは、ご遠慮ください。

更新履歴

v2.0「SteamVR + HMD検出」に対応(ヘッドセットを被ったときだけ動く)。「アプリ選択」「のぞき見防止」タブを追加。ホットキーとトレイのメニューを追加。
v1.5.0
2026/05/05
多言語(日本語 / English)に対応。デフォルトモードの設定を追加。画面を刷新。
v1.0.0
2026/05/04
初版リリース。
VRC Window Minimizer ユーザーガイド(v2.0 対応) 制作:nyaohtech