VRChatにおけるアバター改変の技術は日々進歩し、より美しく、より華やかな表現が可能になりました。しかしその一方で、アバターのデータ容量や描画負荷が肥大化し、ワールド全体のパフォーマンスを著しく低下させる「重すぎる状態」が一般化してしまっているのが現状です。
本ツールのコアコンセプトは「あえて画質(テクスチャ解像度等)を適切に落とし、極限まで負荷を削ぎ落とすこと」。 人間がVR空間で体験として知覚できる美しさをできる限り維持しながら、アバターの内部データを徹底的に軽量化します。
「見た目の数字的な美しさ」ではなく、「誰もがカクつきなく、その場で笑い合える本物の快適さ」をすべてのユーザーにお届けします。重いアバターに悩まされる日々は、このツールで終わりにしましょう。
VCC から導入する
VRChat アバターづくりをちょっとラクにするツールを、VRChat Creator Companion(VCC)からそのまま導入できます。下のボタンで 1 回リポジトリを追加すれば、あとは VCC の画面から導入・更新ができます。
ボタンで VCC が開かないときは、VCC の「Settings → Packages → Add Repository」に次の URL を貼り付けてください(URL の部分をクリックすると全選択されます)。
https://nyaohtech.github.io/nyaohtech-vpm/index.json
※ パッケージ本体と一覧(index.json)は GitHub で配信しています。VCC が GitHub から直接取得するため、このサイトにファイルは置いていません。
ツール
AvatorPerformanceChecker(v1.0.0)
アバターの「重さ」を、見ながら作れるチェッカー。
- Scene ビューに、パフォーマンスランクを常時表示
- PC / Mobile それぞれの全項目を、色分けして一覧表示
- テクスチャの VRAM レポートと、アップロード容量の目安
- 日本語 / English の切り替え
Unity メニュー: MVLC → MVLCアバターInfo
アップロードされない非アクティブ / EditorOnly は集計しません。
パッケージ名: com.nyaohtech.avatorperformancechecker
SimpleMatResize(v1.1.0)
テクスチャを一括で小さくして、アバターをぐっと軽く。
- アバターを複製して縮小するので、元のアバターは変更されません
- 上限を 1024 / 2048 / 4096 から選べます
- 縮小したテクスチャとマテリアルを、新しいプレファブにまとめて保存
- ノーマルマップや sRGB など、元のインポート設定を引き継ぎ
Unity メニュー: MVLC → MVLCアバター軽量化
出力先: Assets/SimpleMatResize/Generated
パッケージ名: com.nyaohtech.simplematresize
導入のしかた
- 上の「VCC に追加する」を押して、VCC の確認ダイアログでリポジトリを追加します。
- VCC でアバタープロジェクトの「Manage Project」を開き、使いたいパッケージの「+」を押します。
- Unity を開くと、メニューバーの「MVLC」から使えます。
よくある質問
対応している Unity は?
VRChat 推奨の Unity 2022.3 以降を想定しています。VRChat のアバタープロジェクトで使ってください。
SimpleMatResize で元のアバターは壊れませんか?
元のアバターは変更せず、非表示にするだけです。縮小した画像は別のファイルとして書き出すので、元の画像にも触りません。Ctrl+Z でも戻せます。
AvatorPerformanceChecker の数値は VRChat の表示と同じですか?
ランクの基準は VRChat 公式の値です。VRAM やアップロード容量は目安の概算なので、最終確認は VRChat SDK のビルド画面で行ってください。
